2019-07-25

自分にできること

先日、参議院選挙が行われました。相変わらず投票率は低いままで、今後もこの状態が続くのかと思うと、もはや選挙権を行使しない人たちに変化を期待するのは現実的ではないのかもしれません。

社会を変える方法が投票しかないのであれば、このまま気持ちがトーンダウンしてしまうところですが、幸いなことに、投票以外にも僕らにはできることがあります。議会への請願・陳情、行政に対する意見提示、アソシエーションを通した政策提言、ビジネスによる問題解決、SNSの活用、など。これらは1人で始めることが可能であり、その後の展開次第では、多くの仲間とプロジェクトを推進できるようになります。

その導入として、「自分自身が不利益を被っている社会課題」から取り組むのがベストだと思っています。なぜなら、このようなケースなら当事者意識が自然と生まれるからです。

例えば、藤岡ゼミでは、松本市の政策に関するプロジェクト(公共交通と受動喫煙)を継続して行っています。これらの主体となっているのは学生メンバーです。ポイントは「先行研究、アンケート、統計データを踏まえながら、当事者意識が伝わるような言葉で提言する」ということ。この配慮により、議会や行政も「本当に必要な政策とは何か」という問いに対して最適解を与えやすくなると思います。

この活動は彼ら自身が抱えるフラストレーションがきっかけとなって始まったものですが、これがもし内輪で問題意識を共有するだけであれば、確実にフェードアウトしていたと思います。ビジョンを共有する人たちとアクションを起こすことで、景色が少しずつ変わる。その中で得た知見を他の学生たちに伝え、新たなアクションを生み出す。この連鎖が社会を変えると僕は信じています。