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-ESSAY-

■人間は一人では生きられない

自分が生きがいにしてる「10代や20代のサポート」について改めて考えてみた。

具体的には、まず、彼らに正面からぶつかっていくということ。 好かれる、嫌われる、といった表面的なことにこだわるのではなくて、 あくまで彼ら自身が何かを考えるきっかけになればと思っている。 勉強でも音楽でもイベントプロデュースでも、なんでもそう。 どんな分野でもこの精神は変わらず。

その中で、自分は彼らに何を見つけてほしいと思っているのか。 ここが一番重要だ。散々考えた結果、次のような結論に達した。 それは「人間は一人では生きられない」ということ。

一人の力ではどうにもならないことがあっても、 それが沢山集まったとき状況は一変する。 みんなで力を合わせることによって、 実現不可能だと思っていたことが不思議と実現しやすくなる。 まさに人間の神秘。

さらに、僕らは生きていく上で必ず助け合いを必要とする。 心の奥底から生まれる素直で優しい気持ち。 それを言葉と行動に表すことで助け合いが生まれる。

その一方で、素直になれなくてぶつかり合ってしまうこともある。 自分の心、まわりの環境、生い立ち、といったものにどこか屈折した要素があると衝突が起こりやすくなる。 他人に対する「疑い」の気持ちが強くなればなるほどその頻度は増していく。

これは人間の宿命とも言えるかもしれない。 ただ確かなのは「人間は一人では生きられない」ということ。 常に自分や他人と対話をし自分の居場所を確かめる。 その中に自分なりの「幸せ」を見出しながら生きていく。

このことを、日々の生活や何かをみんなで創り上げる体験を通して10代や20代に伝えている。同時に、 自分へのメッセージでもあったり。自分でも日々再確認している、ということか。